難易度★★☆☆☆
質問
毎月請求書を発行しています。毎回、請求書発行日と支払期限の翌月末日を入力しています。
お客様の数が多いので、時々入力し忘れて先月のままになっていることがあり、封入の時点で再確認しヒヤッとします。自動表示してくれる関数はありますか?
回答
月末日付はEOMONTH関数で解決です
Excelには「EOMONTH関数」というのがあり、指定した月の最終日を自動表示してくれます。
当月、翌月、翌々月、前月など、自由に指定できます。
EOMONTH関数の引数を2種類。
「開始日」には基準にしたい日付の値、もしくはセル番地を入力します。
「月」には当月なら「0」翌月なら「1」前月なら「-1」を入力します。
左下の「数式の結果」で計算結果を確認します。
図の関数ダイアログボックス内で開始月の枠の横に「42466」と表示されているのはなぜだかわかりますか?
B3セルには「2016/4/6」が入力されているのになぜでしょう?
これはエクセル(Excel)の特徴のひとつですが、エクセル(Excel)の内部では日付をシリアル値という数値で管理しています。
私たちがエクセル(Excel)を使う上で、さほど気にすることはありませんが、このように「日付が入っているはずなのに・・・」という場面に直面したら、このことを思い出してくださいね。
計算結果が左の画面のように数字になってしまったら、書式設定で日付に変えれば大丈夫です。
これで請求書のミスも防げて、作業も楽になりますね!